2023.04.28
住宅展示場は見学だけでも行って良い?所要時間や流れ、見るポイントを紹介
本記事では「住宅展示場は見学だけで行っても良いのか」という疑問にお答えします。所要時間や流れ、見るときのポイントまで解説しているため、ぜひ参考にしてください。
住宅展示場は見学だけでも行って良い?
結論から申し上げると、住宅展示場は見学だけで行っても全く問題ありません。とはいえ、以下のような疑問を抱いている方も多いでしょう。
- 住宅展示場は見学だけの人が多い?
- 情報収集の段階で来場する人は多い?
- イベント目当てで住宅展示場に行っても良い?
次の項目からは、それぞれの疑問にお答えします。
住宅展示場は見学だけの人が多い?
住宅展示場は見学だけの人が多いです。住宅生産振興財団と住宅展示場協議会が発表した「住宅展示場来場者アンケート2021調査報告書」によると、住宅計画の実現時期は「2年以上先・未定」と答えた方は全体の42.4%を占めています。
住宅展示場は住まいや住宅会社に興味を持ってもらうことを目的にしているため、家の購入予定が現段階でなくても大歓迎です。
情報収集の段階で来場する人は多い?
住宅展示場来場者の多くは、情報収集の段階で来場しています。全研本社株式会社が発表した「住宅展示場の参加に関する実態調査」によると、住宅展示場の位置づけは「情報収集の段階」が55.9%と最も多い割合でした。
早めの段階で住宅展示場に行くと、まっさらな状態でモデルハウスを見ることができます。「気になる住宅会社があるから」「最新の住宅性能や設備を知りたいから」などの理由で、気軽に訪れる方は多いです。
イベント目当てで住宅展示場に行っても良い?
住宅展示場では子どもも大人も楽しめるイベントが開催されています。住宅生産振興財団と住宅展示場協議会が発表した「住宅展示場来場者アンケート2021調査報告書」によると、住宅展示場を訪問したきっかけとなった情報源として「キャンペーン・イベントがあったので」と答えた方は14.2%という結果でした。
住宅展示場で開催されるイベントは、お子様向けのゲームや手作りワークショップなど、家を購入する予定のない方でも楽しめる内容です。もちろん、住宅ローン相談会など家の購入に役立つイベントも開催されています。ぜひ家族全員で住宅展示場に行ってみましょう。
住宅展示場を見学するメリット
住宅展示場を見学する主なメリットは、以下の3つです。
- 複数の住宅会社のモデルハウスを比較できる
- 家選び・家づくりの悩みを相談できる
- 理想の家をイメージしやすくなる
次の項目からは各メリットについて詳しく解説します。
複数の住宅会社のモデルハウスを比較できる
住宅展示場には複数の住宅会社のモデルハウスが並んでいます。各社の特徴や強みを一度にまとめて比較できるのは、住宅展示場ならではのメリットです。
同じ住宅業界であっても、家づくりに対する姿勢やこだわりポイントは会社ごとに違いがあります。各社の担当者と直接話をすることで、自分に合った会社や信頼できる会社を選ぶことができるでしょう。
理想の家をイメージしやすくなる
「家を建てたいけどイメージが漠然としている」という方は多いのではないでしょうか。住宅展示場では専門家が考えた内装・外装・設備の実例を見学できます。実例を目にすることで、理想の家をイメージしやすくなる点がメリットです。
最新の設備やデザインを取り入れているモデルハウスも多いため、住宅のトレンドを知れるのも嬉しいポイントです。家の新築はもちろん、模様替えやリフォームなどの参考にもなります。
住宅展示場を見学するときの所要時間と流れ
初めて住宅展示場に行く方は、見学の所要時間や流れがわからず不安を感じると思います。無計画に回って、途中で時間切れになったり疲れてしまったりするのは避けたいですよね。
当日スムーズに見学するためには、見学の所要時間や流れを知っておくことがポイントです。次の項目からは、住宅展示場を見学するときの所要時間と流れについて解説します。
住宅展示場見学の所要時間はどのくらい?
モデルハウス1棟を見学する所要時間は30分から1時間程度と考えておきましょう。1日で複数棟のモデルハウスを見て回る場合は、時間と体力を考えると2〜3時間かけて2〜3棟見学するのがおすすめです。
営業担当者の説明を聞いたり、質問したりしているとあっという間に時間が経ってしまいます。週末やイベント期間中は来場者が多く、待たされる可能性もあります。時間に余裕を持って見学に行きましょう。
住宅展示場見学はどんな流れで進む?
まずはHPなどから事前に見学予約をしておくとスムーズに見学が出来ます。また事前にフォームの入力欄などで聞きたいことをハウスメーカーの方に共有しておけるのも予約ならではのメリットです。予約当日は、現地にある管理棟に入って受付をおこなうところから始まります。現地でも見学の流れや施設について案内してくれます。その後見学したいモデルハウスへ訪れ、住宅会社の営業担当者の名刺をもらい、モデルハウスを案内してもらう流れです。
モデルハウスを見学している途中で、気になることがあれば遠慮なく聞いてみましょう。たとえば標準仕様や住宅性能、アフターサービスなどはぜひ確認しておきたいポイントです。
住宅展示場を見学するときのポイント
せっかく住宅展示場に行くなら、実りある時間にしたいですよね。住宅展示場を見学するときのポイントは、以下の4つです。
- 見学するモデルハウスを絞り込む
- 購入予定がない場合は早めに伝える
- 動きやすい服装で行く
- 筆記用具・メジャーを持参する
次の項目からは各ポイントについて詳しく説明します。
見学するモデルハウスを絞り込む
住宅展示場には数多くのモデルハウスがありますが、時間は限られています。見学するモデルハウスを事前に絞り込んでおくことが、失敗しないポイントです。絞り込んだほうが営業担当者の話を記憶しやすいため、吸収できる情報量も増えます。
住宅生産振興財団と住宅展示場協議会が発表した「住宅展示場来場者アンケート2021調査報告書」によると、実際に入ったモデルハウスの数は平均2.81棟という結果だったため3棟程度が目安となります。
購入予定がない場合は早めに伝える
購入予定がない場合は、早めの段階で伝えましょう。伝えることによって、営業担当者に嫌な顔をされることはありません。逆に買うフリをしてモデルハウスを見学すると、営業担当者にいろいろと質問されて気まずくなることがあります。
モデルハウスに入ったら、まずアンケートの記入を求められることが多いです。その際購入予定がないことをはっきり伝えれば、アンケートに記入しなくても良い場合もあります。後日営業をかけられることがないため、安心して見学できます。
動きやすい服装で行く
見学当日は動きやすい服装で行くのがポイントです。靴は履きなれたものを選びましょう。住宅展示場の敷地は広く、モデルハウス間を移動するだけでも結構歩きます。玄関では普通の家と同じように靴を脱ぐため、脱ぎ履きしやすい靴を選ぶと良いです。ヒールの高い靴や脱ぎ履きしにくいブーツなどは、あまりおすすめしません。
モデルハウス内では階段の上り下りもあるため、パンツスタイルなど動きやすい服装が良いです。かしこまった服装である必要はなく、カジュアルな服装で大丈夫です。
筆記用具・メジャーを持参する
住宅展示場に行く際は、筆記用具とメジャーを持参しましょう。メジャーを使えば部屋の寸法などを細かく記録できます。持っている家具のサイズ感なども、検証できるでしょう。
筆記用具は営業担当者の説明をメモするのに便利です。一度に複数のモデルハウスを回る場合は、各社の情報を整理したメモを後で見返すことができます。
まとめ
住宅展示場に見学だけで行く方は多く、購入予定がないことを最初に伝えれば気まずくなることはありません。住宅会社の特徴や最新トレンドなど、インターネットでは得られない情報を集められるでしょう。
長町住宅展示場「緑と風のガーデン」はザ・モール仙台長町パート2(宮城県仙台市太白区)隣にある総合住宅展示場です。12棟のモデルハウスを展示しており、新築注文住宅はもちろん、建替や二世帯住宅・賃貸併用住宅などもお気軽にご相談ください。また住まいづくりに関するイベントやサステナブルなマルシェも開催しています。
家づくりをお考えの方は、長町住宅展示場「緑と風のガーデン」にお気軽にお越しください。
※この記事は2023年4月現在の情報を基に作成しています。今後変更されることもありますので、ご留意ください。